2024年12月、俳優の岡田准一(おかだ じゅんいち) さんは自身のSNSでブラジリアン柔術の黒帯を取得したことを報告しました。
岡田准一さんは以前から格闘技で指導者の資格を取得しており、その技術をドラマや映画で活用するなど俳優でありながら格闘家でもあることで知られていました。
国内での俳優としての地位を築いた岡田准一さんは、演技力とアクションの高い評価を背景にハリウッド進出への野心を抱いているようです。
その姿は、日本での成功後にハリウッドでも活躍している真田広之 (さなだ ひろゆき)さんと重なります。
岡田准一さんと真田広之さんは、格闘アクションの得意な俳優であることに加え、小柄で筋肉質な体つきや、役柄へのストイックな姿勢など多くの共通点があります。
岡田准一さんにとって真田広之さんは、自分が進もうとする道の先を行く、追うべき背中を見せてくれる存在でしょう。
この記事では、岡田准一さんの格闘技術やハリウッド進出の意欲、また真田広之さんと似ている点などの比較を紹介していきます。
- 岡田准一さんの格闘技スキルと資格
- 岡田准一さんはハリウッドに進出するのか?
- 岡田准一さんと真田広之さんの共通点
岡田准一は真田広之に続いてハリウッドで世界的アクションスターに?
引用:クランクイン
岡田准一さんは、真田広之さんに続いてハリウッドでの活躍を目指そうとしているようです。
ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」シリーズや映画「図書館戦争」などで見せた格闘技スキルにより、日本国内でのアクション俳優としての地位は既に確固たるものでしょう。
映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」では、全てのアクションシーンを吹き替えなしで演じ上げて監督からも絶賛されました。
監督も「アクションシーンすべて、岡田さんが吹き替え無しでやられた。なかなか他(の作品)ではないこと」と絶賛するコメントを寄せた。
引用:ORICON NEWS
岡田准一さんが俳優として培った実力は、国際的な舞台での活躍を期待させるに充分なものです。
ハリウッドへの進出を意識するのも自然な流れでしょう。
また、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)を退所したのも、人権問題に厳しいハリウッドの目を意識したものではないかと言われています。
ただ、岡田准一さんがハリウッドで成功するには、乗り越えるべき課題があります。
まずは英語力を日常会話に不自由がないレベルまで上達させ、さらに芝居に使えるように磨き上げる必要があります。
日常生活で話している日本語でも、芝居でしゃべる場合は抑揚をつけたり、語句の間を空けたり、言い方、話し方、声の強弱など、俳優が全てを総合して“演じる”ことになるが、それは英語でも同じこと。
引用:デイリー新潮
現地に住んで、コツコツと継続的に作品に出演しけることも必要となるでしょう。
さらには、ハリウッドの大物俳優とのコネクションを作ったり名前と顔を売るなど地道な活動も求められます。
ハリウッドでの成功を収めるには、日本での活動を停止して移住するほどの覚悟が必要と関係者は言います。
向こうに骨を埋めるマインドで飛び込まないと成功はないでしょう (中略)
岡田さんが、家族とともに現地に渡る覚悟があるかも重要です。
引用:デイリー新潮
引用:週刊女性PRIME
そんな岡田准一さんにとって、真田広之さんは理想的なロールモデルと呼べるのではないでしょうか。
真田広之さんは若手アクションスターとして日本で活躍した後、2003年の「ラスト サムライ」出演を機に国際的な活動を本格化させました。
岡田准一さんの身長は日本人平均を下回っており、欧米人中心のハリウッド俳優と比較すれば体格の小柄さはさらに目立つものとなります。
同じ特徴を抱える真田広之さんがハリウッドで活躍していることから、体格差を乗り越える秘訣は岡田准一さんにとって大いに興味のあることでしょう。
真田広之さんが切り開いた道を辿ることによって、岡田准一さんがハリウッドで活躍する可能性も大いに考えられます。
岡田准一の格闘技資格について
引用:IUMA日本振藩國術館
岡田准一さんは、カリシラット、修斗、ジークンドーという3つの格闘技でインストラクタの資格を持っています。
カリシラットはフィリピンの武術で、力のない人や女性、体の不自由な人が考案したと言われています。
農民など戦うことに慣れていない人のための武術でもあり、護身術としても有効です。
修斗は、初代タイガーマスクとして知られる佐山聡さんが設立した日本発祥の総合格闘技です。
打撃・投げ技・関節技の3つを自然な流れの中で途切れなく連係していく戦い方を理想としています。
ジークンドー (截拳道)は、ブルース・リーが「最速最短」を目指して開発した実戦用の格闘技です。
武術だけを指す言葉ではなく、「水のように適合する」という生き方を重視する哲学でもあります。
岡田准一さんは格闘技団体「IUMA日本振藩國術館」で中村頼永(なかむら よりなが)さんという伝説的な格闘家から3つの格闘技を並行して学び、同氏から指導者としての認定を受けるに至りました。
引用:FOD (SP 警視庁警備部警護課第四係)
岡田准一さんが格闘技を開始したきっかけとなったのは、2007年のドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」でした。
この番組は、原案と脚本を担当する作家・金城一紀さんが岡田准一さんを「一緒にアクションをやろう」と誘ったことから始まりました。
SPとしての役作りのため「IUMA日本振藩國術館」への所属と同時に中村頼永氏に師事したことから、岡田准一さんの格闘家としての道が始まりました。
SPとはプロフェッショナルな仕事である、という思いを金城と共有した岡田は、企画スタートと同時に肉体改造、および武術の訓練を開始。
そのかいあってドラマ内で息を飲むような超絶アクションを披露した。
引用:ホミニス
岡田准一の柔術黒帯について
引用:X(Twitter) ブラジリアン柔術の黒帯 取得。右は指導者の橋本知之さん
2024年12月、岡田准一さんは自身のSNSでブラジリアン柔術の黒帯を取得したことを報告しました。
映画「ファブル」でも共演した指導者の橋本和之さんに黒帯を締めてもらい、「今日から黒帯、修羅の道」とコメントしています。
この報告に、ファンからは「努力の賜物ですね」「もはや格闘家にしか見えん」などの反応がありました。
引用:世界の武術(ブラジリアン柔術)
ブラジリアン柔術の黒帯取得には、短くても6年、長ければ10年以上がかかると言われています。
これは、短ければ1年程度で黒帯を取得できる場合のある柔道など、他の格闘技と比較して非常に長い期間です。
以前から岡田准一さんはブラジリアン柔術をアクション俳優の基礎技術として重視しており、長い年数を掛けて技術を磨いてきたと見られます。
SNSでは、ブラジリアン柔術の汎用性の高さを「全役者の必須科目」と表現しています。
いろいろやってきた僕が 役者に勧めるのは絶対ブラジリアン柔術。(中略)
全役者の必須科目だと思う。
引用:X(Twitter) 岡田准一
同時期の投稿で岡田准一さんは、習得した武術の中でブラジリアン柔術は最も不得意であると公表しました。
得意な順番にならべると カリシラット、修斗、ジークンドー、剣術、ブラジリアン柔術になります。
引用:X(Twitter)
この時点で岡田准一さんは、ブラジリアン柔術では黒帯の1つ前の段階である茶帯を取得済でした。
黒帯の一歩手前まで極めたブラジリアン柔術を最も不得意としていることから、他の武術が人並外れた水準にあることが伺い知れます。
カリシラット、修斗、ジークンドーで師範の資格を持っている岡田准一さんにとって、ブラジリアン柔術はまだまだ上を目指したい道なのでしょう。
岡田准一がAISTONを設立した理由
引用:AISTON
岡田准一さんは、2023年12月1日に個人事務所「AISTON」を設立しました。
これは、SMILE-UP.を退所した2023年11月30日の翌日に当たります。
設立時の所属は岡田准一さん本人だけでしたが、2024年6月に俳優の植木祥平さん、同9月に女優の山﨑翠佳さんが加入して3名となりました。
引用:Yahoo!ニュース(山﨑翠佳さん)
岡田准一さんはAISTONを拡大していく方針のようで、SNSでも所属俳優を募集しておりオーディションを呼びかけています。
共にクリエイティブに向き合いたい方、役者、製作者、アーティスト、など、ジャンルを問わずマネージメントを求める方々。ご準備を願います
引用:X(Twitter) 岡田准一
AISTONを設立した目的は、俳優だけではなく裏方のスタッフと連携してTVや映画業界で活躍できる団体を目指しているものと思われます。
岡田准一と真田広之が柔術やアクションで魅せる似てる点
引用:モデルプレス (左:真田広之、右:岡田准一)
岡田准一さんと真田広之さんは、日本を代表するアクション俳優として知られているだけでなく、多くの共通点があります。
3つの観点から2人を比較することで、その共通点について見てみましょう。
①格闘技術の習熟
- 岡田准一さん:ブラジリアン柔術に熱心に取り組み、2023年の国際大会に出場する実力をもっています。
- 真田広之さん:ジャパンアクションクラブ(JAC)でアクションを学び、その技術を磨き上げてきました。
②全身を使った本格的なアクションを披露
- 岡田准一さん:高い身体能力を活かしたアクションで観客を魅了しています。
- 真田広之さん:動的な身体能力を全身で使ったものとして評価されています。
③役作りへのスタンス
- 岡田准一さん:役作りのために徹底的な準備と訓練を行うことで知られています。
- 真田広之さん:無茶な要求に応え、自らも危険なスタントを行うなど、徹底した姿勢を見せてきました。
引用:MOVIE WALKER (蜩ノ記)
共通点の多さのためか、国内の映画関係者の間では岡田准一さんを「ポスト真田広之」とする風潮があるとのことです。
特に、岡田准一さんのストイックさや筋力トレーニングへの姿勢が真田広之さんに似通っていると見られています。
「どこか真田広之を彷彿させる」との声が、日本映画界にはある。(中略)
約2カ月間、ロケ地の岩手にとどまり、演じる若侍さながらに兵法書をひもとき、裏山で合金の刀を振ったりと、映画さながらの生活を送っていました。
撮影のちょっとした合間も、腕立てや腹筋で汗を流して休もうとしないので、小泉監督らスタッフや共演者は驚いたそうです
引用:日刊ゲンダイ
岡田准一は武術が俳優としての核!「動き」を演技の核にすえる
引用:MOVIE WALKER (映画「ザ・ファブル」
岡田准一さんと真田広之さんは、武術や動きを演技の核に据えています。
演技にリアリティを持たせるために、2人は数多くの武術・格闘技を習得しました。
岡田准一さんはドラマ「SP」での役柄づくりのため、真田広之さんは時代劇出演のため殺陣(剣術)から武道の道は始まりました。
岡田:カリ、ジークンドー、ブラジリアン柔術の資格を所持
引用:Youtube
岡田准一さんは、カリ、ジークンドー、修斗の3つの格闘技を指導する資格を所持しています。
指導者の資格は、岡田准一さんが師事する中村頼永氏から3種目とも2010年10月6日に認定を受けました。
ドラマ「SP」が放送された2007年に技術習得を開始し、3年にわたって継続した末の指導者認定でした。
また、2024年にはブラジリアン柔術では黒帯を取得しました。
ブラジリアン柔術の黒帯取得には、6~10年程度の期間が必要と言われています。
早ければ2014年以前にはブラジリアン柔術に取り組んでいたことになます。
カリ、ジークンドー、修斗の3種目の指導者認定を受けた2010年からあまり間を空けずに次の技術習得を開始したと考えられます。
真田:剣術、合気道など複数の武道を修得しリアリティのあるアクション追求
引用:MOVIE MARBIE 真田広之(ラストサムライ)
真田広之さんの演技の背景には、剣術や合気道など複数の武術の修練があります。
他には、若い頃から学んで黒帯を取得した極真空手や中国拳法などがあり、これらが真田広之さんのアクション演技の基礎となっています。
また、「映画は自分の技術をひけらかす場ではない」と語っており、役柄に合わせたリアリティのあるアクションを追求しています。
真田広之さんの姿勢として、単に派手なアクションを見せるのではなく、役柄に合わせた説得力のあるパフォーマンスを追求するというものです。
この姿勢が、真田広之さんのハリウッドでの成功につながっていると言えるでしょう。
岡田准一のアクション俳優としてのリアリティ!説得力あるアクションを表現
引用:ホミニス
岡田准一さんと真田広之さんの共通点として、リアリティと説得力のあるアクション演技で高い評価を得ています。
岡田准一さんは、バラエティ番組で学生に演技指導をする際に役者である以上「カメラからどう見えているかを意識する」ことを伝えました。
真田広之さんは、映画の中でドラマからアクションを分離させないことが説得力を生むと語っています。
岡田:『ザ・ファブル』や『SP』で見せた本格アクション
引用:金曜ロードシネマクラブ (岡田准一主演の映画「ザ・ファブル」)
岡田准一さんが主演の映画「ザ・ファブル」の撮影現場では、「師範」とも呼ばれる岡田さんの本格アクションの速さにカメラマンが追いつけない場面があったとのこと。
そのあまりの速さに映像を早送りしていると思われていることについて、監督は悔しさをにじませています。
動ける人だとは分かっていたけど、ここまでとは! と驚かされました。
岡田さんのアクションを早送りで撮っていると思われることが一番悔しい(笑)。
それくらい彼のスピードはハンパないんです!
引用:映画.com
また同じく岡田准一さんが主演のドラマ「SP」では、磨き上げた格闘術はもちろんのこと、スタントマンを使わず自ら演技し、車を飛び越える、壁を利用した三角跳びなど様々なアクションを披露しました。
真田:ハリウッド進出後も自身でスタントをこなすプロ精神
真田広之さんは、ハリウッド進出後の映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」や「ブレット・トレイン」など、最近の作品でも激しいアクションシーンをスタントマンを使わず自身で披露しています。
また、アクションは物語を演出する目的のための手段であり、アクションだけが先行して物語から浮いてしまわないようにしていると語っています。
時として、アクションが少ない方がいい時もありますし、お客さんに思い切り楽しんでもらうために誇張する部分など、その都度、その作品が求めるところに見合ったものを考えていく。
引用:シネマトゥディ
岡田准一の共演者への影響!自身のスキルを後進に還元する姿勢が共通
引用:ホミニス
岡田准一さんと真田広之さんは、共演者に与える影響や積極的に後輩を指導する姿勢の点でも共通しています。
岡田准一さんは、映画「ザ・ファブル」の撮影において、スタントを使わずに自ら危険なアクションシーンに挑戦しました。
この姿勢は共演者にも影響を与え、柳楽優弥は「准一さんがスタントを使わないから、僕も(その場に)いなきゃいけない」と語っています。
真田広之さんも同様に、東映のアクション映画で無茶な要求に応え、自ら危険なスタントを行うなど、徹底した姿勢を共演者に見せてきました。
岡田:後輩俳優にアクションの基礎を伝授
岡田准一さんは、後輩にアクションだけでなく英会話や乗馬などを教える「岡田部活」を開催しています。
アクションについては自ら指導していると思われますが、他の分野については外部から自腹で講師を呼んで後輩を育てる場を設けています。
岡田准一さんのX(Twitter)では、登山部や体幹トレーニングの部活まであることが紹介されています。
僕は部長やっている部活いろいろあるんですが、 ケンシ会(登山部)、 芸能柔術部など、 の一つに OTC(オカダ体幹クラブ)というのがあり (後略)
引用:X(Twitter) 岡田准一
真田:JAC時代から共演者への振り付けや演技指導
引用:U-NEXT SQUARE (ラストサムライ)
真田広之さんは、ジャパン・アクション・クラブ(JAC)での経験を活かし、早くから共演者への振り付けや演技指導を行ってきたと考えられます。
この経験が、後のキャリアや映画「SHOGUN 将軍」での活躍につながっているはずです。
18歳で出演した1978年の「柳生一族の陰謀」出演時には、すでにアクション俳優としての素養が身に付いていました。
そのため、それ以降の出演作では共演者や後輩に対して自身のスキルを伝えていたものと考えられます。
岡田准一のストイックな姿勢が似てる
岡田准一さんと真田広之さんは、ストイックな姿勢においても似ています。
岡田准一さんは夜中や撮影の合間にもトレーニングをして共演者を驚かせたり、役柄を理解するために作中の人物と同じ行動を自身も取ってみるなど演技の質を高めるために努力を惜しみません。
真田広之さんも、最近の映画「SHOGUN 将軍」で常に現場を動き回っており、10ヶ月にわたってレストランやスーパーにさえよらないストイックさでスタッフを驚かせました。
岡田:役柄に応じたトレーニングを徹底
岡田准一さんは、俳優としての役柄に応じて柔軟性を発揮し、また徹底的なトレーニングを行っています。
トレーニングの特徴として、役柄ごとに異なるアプローチを取るという特徴があると言われています。
アクションシーンが多い役では、瞬発力を重視した筋トレや体幹を意識したエクササイズを行っています。
逆に繊細な役柄では筋肉を引き締めたり、細やかな動きができる体づくりを進めています。
またトレーニングにとどまらない役柄づくりの例として、映画「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」が挙げられます。
この映画で岡田准一さんは、阿部寛さん演じるアルピニストを追いかけるキャラクターを演じました。
岡田准一さんは、役柄を深く理解するために実際に阿部寛さんを追いかけるという行動を取りました。
阿部とは初共演の岡田だが、役作りのためにも常に阿部と行動を共にしていた。
街での散歩や買い物はもちろん、「トイレに行くときまで阿部さんにくっついていました」という。
引用:映画.com
真田:新しい役に挑むたびに、武術や言語を学び続ける
真田広之さんは、新しい役に挑む際には役柄に必要な武術や戦闘技術を徹底的に学習します。
例えば、最近の作品「SHOGUN 将軍」では、日本の歴史的な武将を演じるために、剣術や弓道の専門家から直接指導を受け、リアルなアクションシーンを実現しました。
俳優部やエキストラも含めたブートキャンプを実施して、刀の扱い方から構え方、歩き方も含めて全てレクチャーしていただきました。
剣術や弓道の先生をお呼びして、アドバイスを受けたので、基本ができた状態で撮影に臨むことができました
引用:シネマトゥディ
岡田准一を師と仰ぐ俳優たち【中島裕翔と山田涼介】
引用:Storm Label (左:中島 裕翔 / 右:山田涼介)
岡田准一さんは、その演技力と真摯な姿勢により多くの若手俳優たちの憧れの存在となっています。
岡田准一さんが所属していたV6は、アクロバットに関して旧ジャニーズ事務所の後輩から一目置かれていました。
その一員である岡田准一さんは、旧ジャニーズ事務所の後輩を中心に熱心に演技やアクションの指導を行ってきました。
特にHey! Say! JUMPのメンバーである中島裕翔さんと山田涼介さんは、岡田准一さんに対して師と仰ぐ姿勢を取っており、指導や影響を受けています。
岡田准一は自宅道場で後輩に武術やアクションを指導!
引用:フライデイ (岡田准一 自宅)
岡田准一さんは一軒家の自宅を新築する際、地下に道場を作りました。
この道場へのこだわりのために新居の完成が遅れたとの話もあります。
岡田准一さんは後輩の面倒見が良く、「岡田部活」と呼ばれる指導の場を開催しています。
自宅に道場を持つ岡田准一さんのことですので、その場で後輩に武術やアクションについて指導することもあるものと考えられます。
中島裕翔はカリやジークンドーの技術習得
中島裕翔さんは、岡田准一さんのカリやジークンドーを見て感銘を受け、また習える機会があったため岡田准一さんの指導を受けているようです。
その姿をNHKで披露したこともありました。
引用:アメブロ(ジークンドーを披露する中島裕翔さん)
山田涼介への影響は?
山田涼介さんは、映画「燃えよ剣」で岡田准一さんと共演し、その経験を通じて岡田さんへの尊敬の念をさらに深めました。
山田涼介さんは岡田准一さんについて「ほぼ唯一と言っても過言でないくらい特別」と語り、その姿勢や努力に感銘を受けています。
引用:オリコンニュース(燃えよ剣より)
「燃えよ剣」のプロモーションで実施された週刊朝日のスペシャル対談では、山田さんの岡田先輩への思いを語っています。
山田からは「岡田さんのことは気持ち悪いくらい観察しました」と先輩へのリスペクトがにじみ出る言葉がいくつも飛び出す。
引用:オリコンニュース
撮影現場では、役作りに必要な減量の方法などを岡田さんにアドバイスを受けたそうです。
そこで岡田さんが答えたのが、一番過酷な”水抜き”という方法でした。
役作りにストイックなおふたりですが、岡田准一さんのストイックさに山田さんはさらに尊敬したようですね。
また、岡田さんも山田さんの才能にはべた褒めでした。
いい子すぎますよね(笑)いい子すぎますし、格闘技やアクションを教えていても“千年に一人の逸材”だと思います。飲み込み方や理解度の仕方、ちょっと言えば体現できる。普通の人にはできないこともできるんです。ジャニーズは山田くんを大事にしたほうがいい(笑)。
引用:オリコンニュース(2021年。燃えよ剣のインタビューより)
山田涼介さんは、才能がある上に努力もできると岡田さんに称賛されています。
山田さんも今後、アクションで活躍する機会がどんどん増えるのではないでしょうか。
岡田准一と真田広之は身長と体格も似てる!
引用:aucfan (左:岡田准一、右:真田広之)
岡田准一さんと真田広之は、身長と体格も似ています。
岡田准一さんは、身長:169cm、体重は非公開ながら64kg以下です (ブラジリアン柔術のライトフェザー級)
真田広之さんは、身長:170cm、体重:63kgと、岡田准一さんとほぼ同じです。
格闘家でもある2人は日常的にトレーニングを行っており、鍛え抜かれた肉体を持っています。
両者の体型には、小柄で体脂肪率が低くて筋肉質という共通点があります。
岡田准一さんの筋力を示すエピソードとして、アスリートと同じトレーニングを軽々とこなして驚かせたことが挙げられます。
ヨーグルトの販促イベントの一環で、岡田准一さんはレスリング女子日本代表の登坂選手がおすすめするロープを使ったトレーニングを行いました。
その際、スーツ姿の岡田准一さんは「しんどいですね」と言いつつも完璧に行い、登坂選手を驚かせました。
リズミカルにロープを操る岡田を見て、登坂選手は「余裕そうです。疲れてくると上体が落ちてきたり、崩れたりするのですが、(岡田は)完璧でした」と驚き。
さらに、岡田と初対面を果たし、「筋肉質ですね。アスリートみたいに感じます」
引用:ORICON NEWS
岡田准一は格闘技資格と柔術黒帯でハリウッド進出?真田広之と似てる点は!【まとめ】
ここまで、岡田准一さんについて、ブラジリアン柔術の黒帯を含めた格闘技の資格、ハリウッド進出の意欲、また真田広之さんとの共通点を紹介してきました。
まとめです。
- 岡田准一は、ブラジリアン柔術で5つ目の黒帯を取得した。
- 岡田准一と真田広之は、格闘技に熟練した役者であることや小柄な体格、ストイックな姿勢など複数の共通点がある。
- 岡田准一は真田広之をロールモデルとしてハリウッドに進出する意欲を示しており、課題を1つずつクリアしていくことにより達成可能と思われる。
最後までお付き合いいただき、まことにありがとうございます。
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