鈴木ザイオンの父はガーナ人のハーフ!市場価値76億円GKの経歴を調査

鈴木ザイオンの父はガーナ人のハーフ!市場価値76億円GKの経歴を調査

市場価値76億円と報道され、世界中のビッククラブが獲得を狙っている鈴木彩艶(ザイオン)選手。

鈴木ザイオン選手は、父親がガーナ人のハーフで、アメリカ生まれの浦和育ちのサッカー選手です。

幼少期からゴールキーパーをしていて、浦和レッズ史上最年少でプロ契約を勝ち取りました。

2023年夏にベルギーのシント=トロイデンに移籍し、2024年にはセリエA・パルマにステップアップし目覚ましい活躍を見せています。

驚異的な身体能力を活かしたスーパーセーブやボランチのようなパスセンスは、いまや世界中のビッククラブのスカウトが注目しています。

今回は、日本代表でも活躍し、世界中が注目するGK・鈴木ザイオン選手の家族や経歴、今後の移籍先について見ていきたいと思います。

  • 鈴木ザイオンの父はガーナ人!兄弟や家族構成は?
  • 鈴木ザイオンの出身はアメリカで浦和育ち
  • 鈴木ザイオンは何がすごい?サッカー選手としての経歴を調査
  • 鈴木ザイオンの移籍先は?市場価値は76億円!
目次

鈴木ザイオンの父はガーナ人!兄弟や家族構成は?

引用:X(@suzukizion) – https://x.com/suzukizion

鈴木ザイオン選手は、父親はガーナ人、母親が日本人のハーフです。

鈴木選手には2歳年上の兄がひとりいて、兄の影響でサッカーをはじめました。

現在、アフリカ系ハーフの日本人のスポーツ選手は多く居て、父親がガーナ人では、陸上のサニブラウン選手などが居ます。

ガーナ以外のアフリカ系ハーフの日本人スポーツ選手は多く居て、バスケットボール・NBAの八村塁選手はベナンのハーフです。

ラグビー日本代表の松島幸太朗選手は、ジンバブエのハーフです。

それではまずは、アフリカ系ハーフのスポーツ選手が増えている事情や鈴木ザイオン選手の家族について見ていきたいと思います。

父はガーナ人では母日本人のハーフ!

鈴木ザイオン選手は、父親はガーナ人、母親が日本人のハーフです。

アメリカで生まれ、すぐに日本の埼玉に引っ越しました。

ガーナ人の父と日本人の母との間にアメリカで生まれ、埼玉の浦和で育った。

引用:スポーツナビ – https://soccer.yahoo.co.jp/ws/category/ita/teams/4095/players/4359?gk=53

彩艶(ざいおん)の名前の由来は、”聖書に出てくる聖なる丘(Zion)”。

母親がつけてくれた名前で、鈴木選手は気に入っていると話しています。

国際化の社会で、日本人のスポーツ選手にもハーフの人が増えています。

鈴木ザイオン選手は、ガーナ人と日本人のハーフの選手ですが、アフリカ系の人も多くいます。

陸上短距離のパリオリンピック代表のサニブラウン・ハキーム選手もガーナと日本のハーフです。

サニブラウン選手の父親はガーナ人で元サッカー選手でした。

プロ野球・中日ドラゴンズのブライト健太選手も父親がガーナ人、母親が日本人のハーフの選手です。

こういったアフリカ系のハーフの選手が増えた理由は、80年代のバブルが大きく関係しています。

国によってルートに違いはあったようですが、バブルのビジネスチャンスに来日したアフリカ人は多くいました。

この時期以降に来日したアフリカ人が、日本人と結婚して日本に留まり、家庭を持った人も多く居ます。

在日ガーナ人は、2857人(法務省の在留外国人統計調べ、2023年12月)だそうです。

多くのガーナ人が日本で生活しています。

鈴木選手やサニブラウン選手の影響で、今後も増えるのではないでしょうか?

兄の影響でサッカーを始めた!

鈴木ザイオン選手には2歳年上の兄がいます。

鈴木選手は幼稚園の時に、兄の影響でサッカーを始めました。

左は兄。右は幼少期の鈴木ザイオン選手

引用:Youtube (Jリーグ公式) – https://www.youtube.com/watch?v=4Ynse1cOn1E

鈴木選手の実家は浦和レッズの練習場まで自転車で通える距離にありました。

ちなみに、鈴木選手が4歳だった2006年は浦和レッズが初めてJリーグの年間チャンピオンになった年で、平均観客動員数は4万5000人でした。

これはJリーグで1位の記録で、もっともスタジアムに通うファン・サポーターが居るチームの拠点があるのが、浦和でした。

「毎日、サッカーをするのが当たり前」の環境だったそうです。

他にもいろいろなスポーツをしましたが、サッカーが一番楽しかったと話しています。

「その後、他のスポーツもたくさん試しましたが、それらはただ楽しむためで真剣にはなりませんでした」とサッカー一筋になっていった経緯も語った。

引用:Yahoo!ニュース – https://news.yahoo.co.jp/articles/ba381191910b3b7f93d11ac3758d49709e61f619

鈴木ザイオン選手は、サッカーの他には、ピアノも習っていました。

引用:Youtube (Jリーグ公式) – https://www.youtube.com/watch?v=4Ynse1cOn1E

ピアノコンクールに出場したこともあります。

今の体格からはピアノを弾く姿は想像できませんね。

鈴木ザイオンの出身はアメリカで浦和育ち

鈴木ザイオン選手は、アメリカのアーカンソー州で生まれました

しかし、1歳になる前に日本に移住しています。

引用:フットボールゾーン – https://www.football-zone.net/archives/392821

0歳から浦和で育ち、埼玉スタジアムで世界一のファン・サポーターと共にプレーすることを夢見て、11歳のときに浦和レッズジュニアに加入しました。

引用:URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE – https://www.urawa-reds.co.jp/topteamtopics/202158/

鈴木ザイオン選手は、0歳の時に日本に引っ越したため、アメリカでの記憶は残っていません。

鈴木選手が育ったのは、サッカーの街・埼玉県の浦和です。

2002年生まれで、日韓ワールドカップが開催された年に生まれています。

Jリーグの試合がある週末には、街中が浦和レッズの赤一色に染まる環境で育ちました。

鈴木選手は浦和レッズのジュニアチームに所属し、16歳でプロ契約を果たしました。

それでは鈴木ザイオン選手のサッカーを始めたきっかけやプロ契約までを詳しく見ていきたいと思います。

いつサッカー始めた?

鈴木ザイオン選手は、幼稚園の頃に兄の影響でサッカーを始めました

最初はゴールキーパーではありませんでしたが、小学校のスポーツ少年団の頃からずっとGKしています。

「幼稚園の年中の時に兄の影響でサッカーを始めて、そのころはまだGKはやっていなかったですけど、小学校に入って親友と放課後サッカーをするとなった時は、もうずーっとGK。ボールを蹴ってもらって止める、ということをやっていました。

引用:web Sportiva (スポルティーバ) – https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jfootball/2022/10/02/gk/

鈴木ザイオン選手の魅力のひとつとして、足元のボールコントロール技術がありますが、それは少年団の頃にフィールドプレイヤーとしてもプレーしていたことが影響しているようです。

(浦和ジュニアに入る前の)少年団でも基本的にはGKだったんですけど、上の代のチームに入ってやる時はGKをやって、自分の代でやる時はフィールドもやる、みたいな感じでしたね」

引用:web Sportiva (スポルティーバ) – https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jfootball/2022/10/02/gk/

少年団の試合では、試合の前半はGKで出場し、後半になるとFWなどフィールドプレイヤーとして出場していたそうです。

ゴールもたくさん決めていたそうですよ!

左が小学生の頃の鈴木ザイオン選手

引用:Youtube (Jリーグ公式) – https://www.youtube.com/watch?v=4Ynse1cOn1E

鈴木選手は、フィールド内で唯一手を使ってプレーできるゴールキーパーに特別な思いがあったそうです。

そして、チームの勝利に貢献できるという理由でGKというポジションが好きだと語っています。

鈴木ザイオン

私は手でボールをブロックするのが大好きです。なぜなら勝利に大きく貢献できるからです

GKが好きで性に合っていると言う鈴木選手ですが、小学5年生の時に、浦和レッズのジュニアチームが設立され、第1期生として加入します。

セレクションに合格しジュニアチームに加入した鈴木選手ですが、幼少期から浦和レッズの試合をスタジアムに見に行っていたので、レッズの下部組織への加入は自然な流れでした。

小学生時代の鈴木ザイオン選手。左は工藤輝央コーチ

引用:LINE NEWS – https://news.line.me/detail/oa-urawaredsnews/rrxlmw7emxa9

小さい時から埼玉スタジアムへ試合を見に行っていましたし、兄が少年団の時に当時のボーイズマッチ(現・URAWA KIDS MATCH。さいたま市内のスポーツ少年団によるJリーグの前座試合)に出たのも、スタンドから見ていました。なので、やっぱりこのスタジアムでやりたい、という思いが強くて、ジュニアのセレクションがあると聞いた時は、すぐに受けようと思いました」

引用: web Sportiva (スポルティーバ) – https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jfootball/2022/10/02/gk/

浦和レッズでは、トップチームのJリーグの試合前に、地元のスポーツ少年団の試合を開催したり、スタジアムの一角に設けられたキッズスペースに招待し、Jリーグの試合の観戦ツアーを開催しています。

鈴木ザイオン選手のように、小学生の頃に埼玉スタジアムで浦和レッズの試合を観て、プロのサッカー選手になった選手も数多く居ます。

プロ入りまでの経歴は?

鈴木ザイオン選手は、16歳5ヵ月11日で浦和レッズ史上最年少でのプロ契約を結びました。

史上最年少で浦和レッズとプロ契約を結んだ鈴木選手ですが、日本代表の世代別の代表としても飛び級で参加するなどプロ入り前の実績もすごいのです。

それでは、鈴木ザイオン選手のプロ入りまでの経歴を見ていきたいと思います。

U-17での鈴木ザイオン選手

引用:ゲキサカ! – https://web.gekisaka.jp/news/japan/detail/?221311-221311-fl

浦和レッズジュニアに加入前は、地元の大東少年団に所属していました。

鈴木選手が小学5年生になる2013年に浦和レッズのアカデミーの浦和レッズジュニアが設立されました。

鈴木選手にとって、浦和レッズは憧れのチームで、セレクションに合格し、小学5年生で浦和レッズの一員になりました。

レッズジュニアに加入した2013年には、レッズのトップチームの前座試合で埼玉スタジアムでのデビューも果たしています。

小1の頃から主にGKをやっていたという彩艶は、この年の9月25日に行われたJ1リーグ第24節アルビレックス新潟戦の前座として組まれたボーイズマッチにレッズジュニアのGKとして出場。これが彩艶の“埼玉スタジアムデビュー”となる。結果はうれしい「勝利」だった。

引用:Yahoo!ニュース – https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/2086f25086d46c329342da8458c8356234908642
鈴木ザイオン

埼玉スタジアムで初めてプレーした時は、大人のコートだったのでピッチが広く、本当に埼玉スタジアムの中にいるのかというフワフワしたような気持ちでした。

中学にあがると、レッズジュニアユースに昇格し、2018年にはレッズユースに昇格します。

ユースに上がって2年目の2019年に史上最年少で浦和レッズとプロ契約(2種登録)しました。

日本代表としては、15歳以下のU-15日本代表から各世代の日本代表に選出されています。

15歳の頃には、飛び級でU-17ワールドカップに選出され、17歳でU-20ワールドカップのメンバーに選出されました。

どちらの大会も上級生がレギュラーだったため、試合には出場できませんでしたが、2019年10月のU-17ワールドカップでは、全試合スタメンで出場しました。

19年秋にブラジルで開催されたFIFA・U‐17ワールドカップ。17歳以下の選手で構成される日本代表の守護神を担った鈴木は、俊敏さとしなやかさ、力強さを融合させた豪快なセービングを披露。オランダ、アメリカ、セネガルとのグループリーグを無失点で首位通過する原動力になった。

引用:ダイヤモンド・オンライン – https://diamond.jp/articles/-/328222?page=2

2度の飛び級でのアンダーカテゴリーでの日本代表メンバー入りや浦和レッズ史上最年少でのプロ契約とプロ入り前からすごい経歴ですね!

10代の頃から飛び抜けた才能を持っていたことがわかりますね。

鈴木ザイオンは何がすごい?サッカー選手としての経歴を調査

それでは、ここからは鈴木ザイオン選手のプロとしての経歴やサッカー選手としてのすごさを見ていきたいと思います。

鈴木選手は2021年にJリーグYBCルヴァンカップ ニューヒーロー賞を受賞し、浦和レッズで実戦経験を積んだのちにベルギーのシント=トロイデンVVに移籍しました。

引用:フットボールゾーン – https://www.football-zone.net/archives/533824

その後、イタリア・セリエAのパルマに移籍し、今ではヨーロッパの強豪・ビッククラブが獲得を狙う選手に成長しています。

18歳で本大会のメンバーに選出された東京オリンピックでは残念ながら出場機会を得ることはできませんでしたが、2024年には日本代表にも定着しています。

その実力は辛口コメントで知られる浦和レッズOBの田中マルクス闘莉王さんも認めています。

田中マルクス闘莉王

足の運び方がすごく上手い。ステップの仕方がスムーズ。判断も良い。日本の中では期待している選手。能力は間違いなく持っていますよ

ここからは鈴木ザイオン選手の魅力にも迫っていきたいと思います。

身体能力とスーパーセーブ

鈴木ザイオン選手の魅力は、なんといっても身体能力の高さと数々のスーパーセーブです。

引用:ゲキサカ – https://web.gekisaka.jp/photonews/japan/detail/?380858-380858-pn&photo_no=3

鈴木選手の実力は、日本だけでなくビッククラブのOBにも届いています。

元イタリア代表でバルセロナでも活躍したフランチェスコ・ココさんも注目しています。

「ああ、もちろん知っているよ。まだ若いけれど、身体能力が非常に高く、フィードもうまい。将来がとても有望なGKだと思う」

引用:Number Web(2024.12.1)元イタリア代表左サイドバックでバルサ所属歴のあるフランチェスコ・ココのコメント – https://number.bunshun.jp/articles/-/863871

その実力は、ヨーロッパリーグでもTOP5に入るイタリア・セリエAでも発揮していて、2025年の初戦となった1月6日のトリノ戦では、マン・オブ・ザ・マッチの活躍を見せています。

この試合では、スーパーセーブを連発し、0-0の引き分けに貢献しています。

鈴木選手の活躍には、現地の解説者やメディアも大絶賛をしています。

イタリア現地専門紙

「トリノの重要な攻撃は、最高級のスズキによって止められた。額縁に飾るべきセーブだった」

まるでボランチのようなパスセンス!

鈴木ザイオン選手の魅力は、セービングだけではありません。

鈴木選手は足元の技術も高く、”まるでボランチ”の選手と評価されています。

「ゴールマウスに立って守ることだけでなく、足技もだ。周知のとおり、ファビオ・ペッキア監督のプレーはGKを絡めることが多い。日本人選手はパルマのスタッフとしっかり取り組み、足技に関しても素晴らしい守護神となった。現代サッカーにおいては大きなことだ」

「実際、スズキはパス回しやビルドアップで有能であり、まるでボランチのようだ。素晴らしいフィードの才能も持つ。これらの特長すべてから、パルマはこの夏彼を獲得したのだ」

引用:サッカーダイジェストWeb / パルマ専門サイト『Parma Live』の評価 – https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=162983

鈴木選手のキックは、近くの味方選手へのパスだけでなく、ロングキックもすごく、相手陣地深くまで飛ばすことができます。

また、驚異的な身体能力からスローイングもかなりの飛距離を出せます。

鈴木ザイオン選手は、守備だけでなく攻撃力も高い現代的なGKです。

浦和レッズでの成績は?

それでは、鈴木ザイオン選手のこれまでの経歴も振り返っていきましょう。

浦和レッズユースに所属していた2019年に浦和レッズのトップチーム登録に昇格しました。

16歳5ヵ月11日での締結は、浦和レッズ史上最年少でのプロ契約となります。

浦和レッズでは、レギュラーの西川周作選手の壁が厚く、なかなか出場機会に恵まれませんでしたが、2021年には

JリーグYBCルヴァンカップ ニューヒーロー賞を受賞する活躍を見せています。

2021JリーグYBCルヴァンカップ ニューヒーロー賞を受賞

引用:Jリーグ公式サイト – https://www.jleague.jp/news/article/20924/

このニューヒーロー賞は、これまで日本代表や海外のクラブで活躍した選手が多く受賞しています。

鈴木選手は、9試合に出場しチームの準決勝進出に大きく貢献し、文句なしの選出となりました。

ピッチではまだ粗削りなプレーも見られるものの、トップ1シーズン目とは思えない存在感と圧倒的な身体能力が高さで、間違いなく今後が楽しみな逸材の一人。惜しくも決勝進出とはならなかったが、ベスト4という成績を後押しした、ニューヒーロー賞にふさわしい活躍と将来性の高さに多くの評価が集まり、文句なしの選出となった。

引用:スポーツナビ – https://sports.yahoo.co.jp/official/detail/202110250054-spnaviow

鈴木ザイオン選手は、2023年8月6日に、ベルギーリーグの1部シント=トロイデンVVに期限付き移籍しました。

シント=トロイデンには、これまで多くの日本人選手が所属していて、海外移籍挑戦の最初のステップで移籍することも多いチームです。

鈴木選手は、海外挑戦前に西川選手からレギュラーを奪取したかったと悔しがっていましたが、選手としての成長も考え、海外挑戦を決断しました。

「越えなければいけない存在でした。正直、西川さんを越えてから移籍したいと考えていましたが、それが達成できなかったことには自分の力不足を痛感しています。ただ、いまは越えられなかったとしても、必ずいつかは越えたいと思いますし、越えられるように頑張っていきたい」

引用:ダイヤモンド・オンライン – https://diamond.jp/articles/-/328222?page=2

浦和レッズでは十分な出場機会を得られませんでしたが、海外のチームでその雪辱を晴らす活躍を見せています。

ベルギーやパルマでの評価は?

それでは、鈴木ザイオン選手のベルギーやイタリア・パルマでの評価を見ていきたいと思います。

2023年夏にベルギーリーグ1部のシント=トロイデンに移籍した鈴木選手は、データでのリーグNo.1の評価を得ています。

引用:Yahoo!ニュース – https://news.yahoo.co.jp/articles/d3da10271a90500d7dd75d3edd95b287c779c232

日本代表の守護神としても成長が期待される鈴木について、データ分析サイト「DataMB」はパフォーマンス指数スコア94で国内最高評価を与えられ、2位のガエタン・クーケ(メヘレン)と8ポイント差をつけた。空中戦勝利率は100%、パス成功率は94%、ゴール阻止率89%などのデータを提示。同サイトは「ベルギーで最も評価の高いゴールキーパー」と称えた。

引用:フットボールゾーン(2024.5.29) – https://www.football-zone.net/archives/533842

シント=トロイデンではスタメンに定着し、リーグ戦32試合に出場しました。

ベルギーリーグNo.1GKの称号を得て、2024年夏にイタリア・セリエAのパルマに移籍しました。

パルマへの移籍は、移籍金約13億円+ボーナス4億3000万円になると報道されました。

浦和レッズでは十分な試合出場ができませんでしたが、渡欧後1年でしっかり結果を残し、ステップアップしました。

移籍先のパルマでもレギュラーを獲得し、評価をさらにあげています。

昨夏にシント=トロイデンから昇格組のパルマに加入すると、前年のセリエB優勝に貢献したベテランGKレアンドロ・チチソラとのポジション争いを制してレギュラーに定着した鈴木。5日のトリノ戦では、3度のスーパーセーブを見せる活躍で敵地でのポイント獲得に貢献し、MOMに選出されるなど高い評価を受けた。

引用:Goal.com(2025年1月07日) – https://www.goal.com/jp/ニュース/parma-zion-suzuki-2025010712/bltde1d325466d3be16

パルマは、2部リーグから昇格したばかりのチームで戦力的にも他のチームに劣っていますが、鈴木選手の安定した守備とパスワークでチームに貢献しています。

この活躍が、鈴木ザイオン選手の市場価値をさらに上げています。

鈴木ザイオンの移籍先は?市場価値は76億円!

鈴木ザイオン選手の市場価値が4000万ポンド(約76億8000万円)に跳ね上がったと報道されています。

2024年夏にセリエAのパルマに加入した時の移籍金は約17億円でしたが、わずか半年間で約4〜5倍の評価額になっています。

現在所属しているパルマは、古豪で日本人にとっては、中田英寿さんが2001年から2004年に所属していたこともあり、馴染のあるクラブです。

しかし2015年に破産し4部リーグに降格し、昨年夏にセリエBから昇格したばかりのチームです。

そのため、将来有望な鈴木ザイオン選手を高額な移籍金でビッククラブに売りたいと考えているようです。

現在、移籍先の候補としてあがっているのは、バイエルンやマンU、チェルシーだと言われています。

それでは、鈴木ザイオン選手の移籍先候補を見ていきたいと思います。

バイエルンで伊藤洋輝の同僚に?

鈴木ザイオン選手の移籍先として名前があがっているのは、ドイツ・ブンデスリーガの盟主バイエルン・ミュンヘンです。

バイエルンの年間収入は世界第3位で、リーグ戦も2012-2013シーズンから11連覇を果たしています。

ドイツ国内だけでなく、世界でも有数のビッククラブですが、現在の守護神ノイアー選手の代わりとなるGKとして鈴木ザイオン選手がリストアップされています。

マヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)

引用:ゲキサカ – https://web.gekisaka.jp/news/world/detail/?154407-154407-fl

ドイツメディア『BILD』は鈴木について、「バイエルン・ミュンヘンが、38歳のノイアーの後釜候補としてリストアップ」と、長年クラブを支えていた守護神の後釜の候補の1人に鈴木がリストアップされていると報じていた。

引用:Yahoo!ニュース(2025.1.6) – https://news.yahoo.co.jp/articles/764fdf52b93626af99a72ae929138fb14df4f46f

この報道では、鈴木ザイオン選手のことを『世界のサッカー界で最もエキサイティングな若手GKの一人』と高く評価しています。

ノイアー選手は2011年にバイエルンに加入し、現在38歳です。

これまでもノイアー選手の控え選手として多くのGKを獲得してきましたが、試合出場にも恵まれないことからノイアー選手の後釜としては育っていません。

これまでバイエルンのゴールキーパーは、ドイツ人選手がほとんどでした。

日本人の鈴木ザイオン選手がバイエルンに加入し、レギュラーの座を掴めたら、歴史的な快挙になります。

ノイアー選手とシャルケでチームメイトだった解説者で元日本代表の内田篤人さんも、鈴木ザイオン選手のバイエルン移籍の報道に興奮しています。

内田篤人

「行ってほしい! バイエルン! バイエルンに行ったら取材いけるやん。ノイアーにも会えるし、みんなに会える」

内田篤人さんは、報道ステーションやDAZNなど多くのサッカー番組に出演しています。

バイエルン移籍が決まり、内田さんが取材に訪れれば、多くのメディアでも取り上げられますので、鈴木ザイオン選手のファンにとっても嬉しいですね。

また、バイエルンには、現在、伊藤洋輝選手も在籍しています。

伊藤洋輝選手 – バイエルン・ミュンヘン

引用:Football Tribe Japan – https://football-tribe.com/japan/2024/08/13/310038/

そして、センターバックには、韓国のキム・ミンジェ選手も所属していて、世界一のチームのディフェンスを日韓の選手が務める日も訪れるかもしれません。

しかし、バイエルンは2025年1月にノイアー選手の後継者として、21歳の将来有望な若手、ケルンのU-21ドイツ代表GKヨナス・ウルビグ選手の獲得を決めました。

これでバイエルンへの移籍が完全になくなったわけではありませんが、2025年夏の獲得の可能性は低くなりました。

しかし常に結果を求められるバイエルンですので、ヨナス選手が安定した結果を残さなければ、今後鈴木選手の獲得に乗り出す可能性も十分残されています。

マンチェスターやチェルシー移籍はある?

鈴木ザイオン選手の移籍先の候補として、イングランド・プレミアリーグのビッククラブの2チーム、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーの名前があがっています。

特にマンチェスター・ユナイテッド(マンU)は、鈴木ザイオン選手が初の海外移籍をした2023年にもオファーが届いていました。

その際は、熟考の末このオファーは断り、シント=トロイデンVVに期限付きで移籍しました。

マン・Uからオファーがあったのは事実ですし、今回の決断はサッカー選手としても、一人の人としても本当に迷いました。何も考えなければもちろんマン・Uに行きたいと思いましたが、その先にどういう未来が待っているのかを時間をかけて考えた結果、今回の移籍に至りました。

引用:ダイヤモンド・オンライン(2023.8.26) – https://diamond.jp/articles/-/328222

この移籍のタイミングでは、当時所属していた浦和レッズでもレギュラーを獲得できておらず、より確実に試合に出場できるチームを選びました。

この時鈴木ザイオン選手は「一歩一歩、確実にステップアップしていくことが大事だと判断しました」とコメントしています。

また同時に、”数年後には必ず行きたい”と答えていて、目標のチームであることを明かしています。

引用:ニフティニュース – https://news.nifty.com/article/sports/soccer/12289-3634378/

プレミアリーグのもうひとつのビッククラブのチェルシーも鈴木ザイオン選手の獲得に前のめりです。

チェルシーは、2024年夏に鈴木選手と同い年でスウェーデン人のフィリップ・ヨルゲンセン選手を獲得しています。

しかし、チェルシーは積極的に補強を進めていて、鈴木選手の獲得も目指していると言われています。

「チェルシー(イングランド)もフィリップ・ヨルゲンセンを獲得する前には22歳の選手(鈴木)との契約を検討し、彼の成長を追跡し続けている」と伝えた。

引用:Yahoo!ニュース (2025.1.15) – https://news.yahoo.co.jp/articles/dccc2f20845e60dce183e2c6905820f457aa42de

チェルシーには、27歳のロベルト・サンチェス選手も在籍していますが、選手の入れ替わりの激しいチームです。

選手層の厚いチームですが、鈴木ザイオン選手の獲得の可能性も十分にありえます。

鈴木ザイオン選手自身も2027年にはプレミアリーグでプレーしたいと公言しています。

そして、その後の目標としては、5年後には海外で、具体的に言えばプレミアリーグでプレーしたいと思っています。そこでしっかりと活躍して、最終的には浦和レッズに帰ってきて、このクラブで引退したいという思いが強いですね」

引用:スポルティーバ(2022年10月02日) – https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jfootball/2022/10/02/20gk/?page=5

鈴木ザイオン選手がどこのチームに移籍するか、日本人だけでなく世界中の注目トピックのひとつになっています。

鈴木ザイオンの父はガーナ人のハーフ!市場価値76億円GKの経歴を調査【まとめ】

今回は鈴木ザイオン選手の生い立ちや世界での評価、今後の移籍について見てきました。

それでは今回のまとめです。

  • 鈴木ザイオン選手の父親はガーナ人のハーフで、アフリカ系ハーフのスポーツ選手が増えている。
  • 鈴木ザイオン選手は浦和で育ち、浦和レッズジュニア出身初のプロ契約を結んだ。
  • 鈴木ザイオン選手の市場価値は17億円から76億円に一気に跳ね上がった。
  • バイエルンやマンチェスター、チェルシーなど海外のビッククラブが鈴木ザイオン選手の獲得を狙っている。

最後までお付き合いいただき、まことにありがとうございました。

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